先日、FDAを利用して「名古屋(小牧=こまき)」に行きました。
名古屋空港の情報を調べようと検索したところ、「名古屋にある空港の名前」がたくさん出てきて困惑しました。
初めは、どれが自分が行く空港なのか、分からなかったです。
とっても分かりづらい! 調べてまとめましたのでご参考に。
名古屋にある空港は、1箇所だけ
まず、言っている意味が分からないと思いますので補足すると、FDAで「名古屋(小牧)」に行くことになりました。
バス時刻や周辺情報、空港内情報を検索していたところ、その空港をさす名称が以下の通り、たくさんヒットしました。
- 名古屋空港
- 名古屋(小牧=こまき)空港
- 名古屋空港(県営名古屋空港)
- 県営名古屋空港
- 名古屋飛行場
- 中部国際空港セントレア
FDAの行き先名や、空港公式と思われるページ、誰かが書いた記事、バスの行き先・・・・などなど色々なページで色々な名称が使われていました。
「(小牧)」ってなんですか。どれが一緒で、どれが違うのか、とっても分かりづらい!
1〜5は、西春日井群にある「名古屋空港」
結論から言うと、
1〜5は、名古屋にある同じ空港
6は、愛知県内の別の空港
です。
愛知県名古屋市内には、1箇所しかありません。それが、現在の「県営名古屋空港」です。
名古屋空港空港の住所は「愛知県西春日井郡豊山町大字豊場」です。小牧市にはありませんが「名古屋(小牧)空港」と出てきたりします。
1〜6の名称が出てきて困惑された方がいたら、上記の西春日井群にある「名古屋空港」をさしていますので、ご安心ください。
6は、愛知県常滑市にある「中部国際空港セントレア」
名古屋空港の検索結果に出てくる謎の空港ですが、愛知県の常滑市にある国際空港です。
名古屋空港とは全く別物の空港になります。
こちらは、名称からわかるように、国際線もある空港です。名古屋空港は、国内線のみですね。
どうして「名古屋空港」に色々名称があるの?
どうしてこうも名称がいくつもでてくるのか?
大まかに取り出すと、下記のような歴史があります。
- 1942年〜:小牧飛行場時代(主に陸軍・アメリカ軍が使用していた)
- 1952年〜:名古屋空港時代(「第二種空港」に区分)
- 2005年〜現在:名古屋飛行場時代(「その他飛行場」に区分。国営から県営へ。)
いくつかの名称変更をへて、現在の正式名称としては「名古屋飛行場」です。
通称は、昔の名残と県営になったことが合わさって「県営名古屋空港」と言われているようです。
そして、旅客便の発着地名は「名古屋(小牧)」なんです。
国土交通省が読んでいる名称が正しいのか、空港側がHPに掲載している名称が正しいのか・・・。
紛らわしいですが、どれも同じ場所にある空港をさして使われている名称です。
どれでも良いと言えばいいのですが、初めての人には困惑してしまうポイントですよね。
国土交通省の正式名称や、旅客便的な言い方など置いといて、検索する場合や誰に聞く場合は「名古屋空港」で良いでしょう。
※「飛行場」と「空港」の区分の違いは以下をご覧ください。
まとめ
もしかしたら、一般常識かもしれませんでしたが、どれが正しいのか?本当にあっているのか?分かりませんでした。
これまでの経緯や区分的な継承、通称などがごちゃ混ぜになっていました。
名古屋空港にある空港は、名古屋空港1箇所だけです。
全国各地に、地名と空港名が合わない空港は他にもあるでしょうね。どうにかして欲しいものです。